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コンテンツマーケティングの種類と各手法の特徴

コンテンツマーケティングの種類と各手法の特徴
目次

コンテンツマーケティングは、見込み客にとって有用なコンテンツを発信することで接点を持ち、最終的には売上拡大につなげるための自社商品・サービスにおけるブランドの成長に欠かせないマーケティング戦略です。

また企業がコンテンツマーケティングで見込み客からのお問合せや資料請求を促したり、商品・サービスの売上拡大を実現するためには、多様なコンテンツの中から自社に適したコンテンツを選ぶことが重要です。

本記事では、自社に適したコンテンツを選択するために必要となる、コンテンツマーケティングの種類をはじめ、各手法ごとの特徴についてご紹介していきます。

コンテンツマーケティングにおけるコンテンツとは?

コンテンツマーケティングにおけるコンテンツとは、その媒体に含まれる情報の中身のことを指します。

例えば本記事であれば、「コンテンツマーケティングの種類」を中心にライティングした文章自体がコンテンツです。

また文章を中心としたコンテンツは、コンテンツマーケティングにおける記事・テキストコンテンツに該当します。

そのほかには、インフォグラフィックに代表されるような画像・イラストコンテンツ、商品・サービスの解説ムービーに代表されるような映像・動画コンテンツが挙げられます。

さらにラジオやポッドキャスト(音声を配信するプラットフォーム)に代表される音声コンテンツもあります。

より詳細なコンテンツマーケティングの定義や意味については、以下の記事を参考にしてください。

コンテンツマーケティングの種類

代表的なコンテンツマーケティングの種類

コンテンツマーケティングの種類は、ブログ記事をはじめソーシャルメディアコンテンツ、インフォグラフィックなど、合計で7種類挙げられます。

以下でご紹介する他にも、コンテンツマーケティングでは上記でも触れた音声コンテンツであるラジオやポッドキャストなどを活用するのも1つの方法です。

重要なのは企業が、ターゲットや目的に合わせて最適なコンテンツを選定し、継続的に見込み客との接点を確保することです。

ただし企業がコンテンツマーケティングを実装に際して具体的な方法を選択する場合は、まずは代表的な以下の種類を押さえておくことをおすすめします。

代表的なコンテンツマーケティングの種類

  1. ブログ記事コンテンツ
  2. 事例紹介コンテンツ
  3. ソーシャルメディアコンテンツ
  4. インフォグラフィックス
  5. 動画コンテンツ
  6. ホワイトペーパー
  7. ウェビナー

ブログ記事コンテンツ:先行事例が多く検索エンジン対策にも有効

最も先行事例が多く最初のコンテンツマーケティング施策として多く用いられるのが、ブログ記事を活用した方法です。

主にコーポレートサイトやオウンドメディアなどの自社サイト、もしくは外部サイトやプラットフォームにブログ記事を投稿することによって、見込み客へ情報を提供します。

またそれによって見込み客と企業の接点を確保し、潜在的な顧客との関係を構築していきます。

さらにブログ記事が自社サイトに蓄積されていくことで、検索エンジン経由の集客効果も期待できるため、SEO(検索エンジン最適化)対策としてもメリットがある方法です。

他の記事コンテンツの種類については、以下の記事を参考にしてください。

事例紹介コンテンツ:リアルな使用感や安心感・信頼感を与えやすい

事例紹介コンテンツは、自社で収集・蓄積した事例をコンテンツとして紹介する種類のコンテンツマーケティングです。

一括りに事例紹介と言っても、ブログ記事のように記事コンテンツを活用する方法やインフォグラフィックで視覚的に訴求する方法など媒体は多様です。

また事例紹介コンテンツは、見込み客に対してリアリティのある商品・サービスの使用感や、先行事例を確認してもらうことで安心感・信頼感を与えやすい点がメリットです。

弊社でも事例紹介コンテンツを多数作成しておりますので、参考にしてください。

ソーシャルメディアコンテンツ:エンゲージメントを高めやすい

ソーシャルメディアコンテンツとは、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS上で公開するコンテンツのことで、エンゲージメントを高めやすい点がメリットのコンテンツマーケティングです。

本来エンゲージメントとは、約束や契約を意味しますが、コンテンツマーケティングでは一般的に愛着心や深い関係性などの意味で用いられるケースが多くなっています。

従来の広告施策では。見込み客に一方的にアプローチする形が一般的で、その場合、エンゲージメントを高めにくい懸念点が挙げられます。

一方でソーシャルメディアコンテンツでは、商品・サービスに関連するコンテンツを共有しフォロワーと双方向のコミュニケーションを生み出しやすく、その点がエンゲージメントを高めやすい理由の1つです。

それによってサイトへの流入やサイト上での商品購入・サービス利用を促したり、お問合せや資料請求を促す形で用いられるケースが多い傾向にあります。

インフォグラフィックス:図表やデータで視覚的に訴求しやすい

インフォグラフィックスとは、図表やデータといった視覚的に訴求することで効果を得やすい情報をイラストでまとめたコンテンツを指します。

例えば表計算ソフトでまとめられた数字だけのデータを見込み客にそのまま見せても、企業側が本来訴求したい情報は伝えにくい傾向にあります。

しかしコンテンツマーケティングでインフォグラフィックを活用することで、要点をまとめやすく、見込み客に伝えたい情報を端的に表現できます。

特に見込み客に図表やデータを見せて訴求したい場合に、インフォグラフィックは有用なコンテンツマーケティングの種類といえます。

動画コンテンツ:情報量が多く視覚・聴覚的に訴求できる

情報量が多く見込み客に対して、視覚・聴覚的に訴求できる動画コンテンツを活用したコンテンツマーケティングは、近年活用をはじめる企業が増加している方法の1つです。

動画コンテンツは上記でもご紹介したブログ記事コンテンツなどの他の方法に比べ、一般的に情報量が多いため、伝えたい情報が多い場合に採用されやすい傾向にあります。

また動画コンテンツの種類は、ブランディング動画やハウツー動画、PR動画など多様で、それぞれ独自の特徴を持ち合わせているため、目的に応じて使い分けられています。

動画コンテンツの種類については、以下の記事を参考にしてください。

ホワイトペーパー:BtoBのコンテンツマーケティングに特に有効

主にPDFやスライド形式で情報量の多いダウンロード用のコンテンツとして、活用されるのがホワイトペーパーです。

ホワイトペーパーでは特定のテーマや見込み客が抱えている問題について調査・分析した内容の濃い情報を提供できる点が特徴です。

そのため決済まで比較的期間を要し、取引価格も高い傾向にある対法人(BtoB)のコンテンツマーケティングで用いられるケースが多い傾向にあります。

ホワイトペーパーの種類については以下の記事を参考にしてください。

ウェビナー:参加者と濃いつながりを持ちやすい

ウェビナーとはWeb(ウェブ)とセミナーの造語で、オンライン上でセミナーを開催する方法のコンテンツマーケティングです。

ウェビナー自体で受発注まで行うケースもありますが、一般的にはウェビナーで見込み客と濃いつながりを持つことで信頼性を獲得し、長期的にアプローチする場合が一般的です。

また最近では、ウェビナーで行ったコンテンツを動画プラットフォームや自社サイトに掲載することで、コンテンツをストックしておき継続的に視聴できるようにしている企業もあります。

 

株式会社Curiverでは、ブログや事例紹介等の記事コンテンツをはじめ、SNS用途の投稿コンテンツ、ホワイトペーパー、動画コンテンツといった多様なコンテンツ制作が可能です。

またコンテンツマーケティングの戦略設計からコンテンツの企画・制作まで一貫して代行も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

Q&A

  1. ブログ記事コンテンツ
  2. 事例紹介コンテンツ
  3. ソーシャルメディアコンテンツ
  4. インフォグラフィックス
  5. 動画コンテンツ
  6. ホワイトペーパー
  7. ウェビナー

上記が代表的なコンテンツマーケティングの種類として挙げられます。

ブログ記事を使った方法がおすすめです。先行事例が多くコンテンツ制作のハードルも他に比べ低いため、他社の事例を参考に進めやすい傾向にあります。

一般的にはホワイトペーパーやウェビナーがおすすめです。ただし商材やターゲットに合わせて具体的な手法を決定することが重要です。

図表やデータにイラストを交えてまとめた、視覚的に訴求することに適したコンテンツを指します。

Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS上で公開するコンテンツのことです。
エンゲージメントを高めやすい点がメリットのコンテンツマーケティング手法です。

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ライター
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株式会社Curiver

栃木県のデジタルマーケティング会社です。Web戦略の設計段階からクリエイティブの企画・制作、マーケティング施策の実行・改善まで、零細・中小企業におけるWeb関連業務を一貫して代行します。

監修者
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柄木田 裕哉

株式会社Curiver代表取締役。1996年、栃木県さくら市出身。新卒で独立し、Webサイト・記事制作、SEO対策、Webマーケティングの受託とWebメディア運営を開始。現在は主にマーケティングプロジェクトの統括や制作のディレクションを担当しています。