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SEOコンサルタント活用のメリット 外注の流れとSEOコンサル会社選び

SEOコンサルタント活用のメリット 外注の流れとSEOコンサル会社選び
目次

SEO対策における各種分析や全体的な戦略設計を担うSEOコンサルタントの活用は、多くの場合に企業がSEO施策を進める際、内製化するに比べ効率的でメリットの多い方法です。

本記事では、SEOコンサルタントを活用するメリットや、SEOコンサルティングを外注する際の流れ、SEOコンサル会社の選び方についてご紹介します。

SEOコンサルタントを活用するメリット

SEOコンサルタント メリット

自社サイトのアクセスアップや商品・サービスの認知度拡大には、SEOコンサルタントを活用し、効率的にSEO対策を進める方法が有効です。

SEOコンサル活用するべき理由は、商品やサービスの認知拡大を期待できることに加えて、検索キーワードに応じて、より関心や成約における確度の高い見込み客を集客できるためです。

また費用対効果に優れた外注でSEO人材をアサインできるため、自社でSEOコンサルタントを新規に採用したり育成するに比べてコストカットできる点もメリットです。

ここからは以下の各項目ごとに、SEOコンサルタントを活用するメリットについて解説します。

SEOコンサルタントを活用するメリット

  • 検索エンジン経由で商品・サービスの認知獲得を期待できる
  • 検索キーワード単位で関心・購買意欲の高い見込み客を集客できる
  • スムーズにSEO関連の施策やコンテンツ制作を進められる
  • SEO人材の新規採用・育成に比べコストカットできる

検索エンジン経由で商品・サービスの認知拡大を期待できる

SEOコンサルタントを活用する1つ目のメリットは、「Google」「Yahoo!」といった検索エンジン上で、商品・サービスの認知拡大を期待できる点です。

SEOコンサルタントを活用しSEO対策を進めることで、広告掲載のように効果が資金力に影響される割合が減り、持続的に検索経由で集客できる可能性が高まります。

またSEO対策と同様に検索エンジンを対象とするリスティング広告では、集客した分だけ広告コストが発生するため、リスティング広告を軸にすると集客を広告に依存する形となり、広告費を払わないと認知拡大を進められない事態に陥ります。

そのため広告の表示頻度を増やすために高額な広告費を積む必要がありますが、SEO対策は一度上位表示させればある程度の期間で認知拡大が期待できます。

ただし高額な顧客単価で広告費をペイできる商材を扱っている会社や、トレンド性の高い商材を扱っている場合などには、広告を活用するのも1つの方法です。

しかし多くの場合において、SEOコンサルタントを活用しSEO対策を進めることで得られるメリットは大きいと言えます。

検索キーワード単位で関心・購買意欲の高い見込み客を集客できる

検索エンジン上で検索するキーワード単位で関心・購買意欲の高い見込み客を獲得できる点が、2つ目のSEOコンサルタント活用のメリットです。

そもそもSEO対策は、主に特定のキーワードで検索したユーザーから商品・サービスを見つけてもらうために行うWebマーケティング・集客施策です。

自社の商品・サービスと合致するキーワードで検索対策することで、すでに関心や購買意欲がある程度、高い見込み客を集客できます。

関心・購買意欲の高いユーザーが検索するキーワードを網羅するには、各種分析ツールを活用し検索キーワードを洗い出す必要があります。

またあらかじめゴールを見据え、お問合せや資料請求といったコンバージョンにつながりやすいキーワードを抽出してもらうことが重要です。

スムーズにSEO関連の施策やコンテンツ制作を進められる

社内にSEO関連の施策やコンテンツ制作のノウハウが少ないといった場合でも、スムーズにSEO施策を進められる点もSEOコンサルタントを活用するメリットです。

実際に多くの企業では営業活動や事務作業などはある程度の体系化されていても、SEO関連は社内にノウハウや経験が少なくスムーズに進められないといったケースが大半です。

特にSEO対策は年に数回のコアアルゴリズムアップデートをはじめ、日常的な改善が繰り返され、SEO関連の情報をピックアップするだけでも多くの労力がかかります。さらに施策やコンテンツ制作も社内で行うとなれば、さらに時間と手間がかかります。

この点、SEOコンサルティング会社を活用することで、必要となる情報をピックアップしてくれ、スムーズに施策やコンテンツ制作といった実装部分に取りかかれます。

SEO人材の新規採用・育成に比べコストカットできる

既存の業務が繁忙でSEO対策に時間と手間をかけられないといった場合でも、社外のSEO人材をプロジェクトにアサインできる点からもSEOコンサル活用はメリットです。

さらにSEOコンサルタントの外注であれば、採用や研修・育成にかかるコストを大幅に削減しできるため、人材の新規採用・育成に比べコストカットできます。

また自社のスタッフにSEO対策を任せる場合、人材が豊富で分業化が進む大企業を除いて、多くの中小企業ではSEO対策以外の業務も同じスタッフが兼任しているでケースが大半でしょう。

その結果、スピーディにSEO施策を実装するのは難しい傾向にありますが、外部のSEO人材を外注でアサインすることで、スピーディかつ効率的にSEO対策を進められます。

SEOコンサルティングの流れ

SEOコンサルティング 流れ

SEOコンサルティングを依頼すると、SEOコンサルタントとともに以下の流れでSEO施策をします。

SEOコンサルティングの流れ

  1. 問い合わせ・ヒアリング
  2. 自社サイトの調査・分析
  3. 競合サイトの調査・分析
  4. SEO施策の策定と検索キーワードの選定
  5. SEO施策の実行とSEOコンテンツの制作
  6. 施策や制作による成果のレポーティング
  7. 分析データを基に以降のSEO施策を実行

ここでご紹介するSEOコンサルティングは一般的な流れであり、他のSEO施策や分析プロセスなどが含まれるケースもありますので、一例としてご参考ください。

問い合わせ・ヒアリング

まずは問い合わせたSEOコンサルティングサービスを提供する企業のSEOコンサルタントが、企業の担当者に対してヒアリングします。

またヒアリングでは、次のような項目を確認するケースが一般的です。

主なヒアリング事項

  • 依頼した理由(例:既存の業務が忙しくSEO対策を内製化するのが難しい 等)
  • SEO対策における課題(例:どのキーワードをSEO対策すれば集客につながるかわからない 等)
  • 過去に行ったSEO施策(例:スタッフにブログを書いてもらった 等)
  • 商品・サービスの特徴や強み(例:耐久性に優れた製品を扱っている 等)
  • 見込み客やターゲット(例:企業オーナーや部長等、決裁権のある担当者 等)
  • 意識している競合の有無(例:近隣にある同業者 等)
  • 獲得したい検索キーワード(例:自社製品で解決できる問題に関するキーワード 等)
  • 予算感(例:月20万円程度、SEO記事を含め月30万円程度 等)

上記のような事項をヒアリング前にまとめておきSEOコンサルタントに伝えると、要望に沿った提案を受けやすくなり、この後の流れがスムーズです。

自社サイトの調査・分析

ヒアリングを終えたら、 SEOコンサルタントによって依頼先のWebサイトの調査・分析が行われます。

また自社サイトにおける調査・分析では、次の点を対象とするケースが一般的です。

主な自社サイトの調査・分析事項

  • タイトルタグやディスクリプション、hタグ等は適切か
  • 運営者や会社概要等の情報の充分か
  • どのような検索キーワードで表示を獲得できているか
  • Webサイト・ページが特定のキーワードで表示されている検索順位
  • ユーザーファーストなデザインのWebサイト・ページか否か
  • リンク切れを起こしている箇所はないか
  • Webサイト・ページが表示されるスピードは正常か
  • 構造化データを活用できているか など

上記のような点を目視と分析ツールを併用して洗い出しますが、上記の点はあくまでも一例です。

SEOコンサルティングを活用する目的やサイトの状態、コンサルティングのサービス内容などによって、サイトの調査・分析する箇所は大きく異なります。

競合サイトの調査・分析

自社サイトの調査・分析が済んだら、競合サイトの調査・分析していきます。

また競合サイトの調査・分析では、次の点を対象とするケースが一般的です。

主な競合サイトの調査・分析事項

  • 競合となるサイトはどの程度存在するか
  • 競合サイトはどのような検索キーワードを獲得しているか
  • 競合サイトにおけるコンテンツの規模感
  • タイトルタグやディスクリプション、hタグ等がどの程度適切か
  • どのくらいのページがインデックスされているか など

上記のような点を調査・分析しますが上記は一例であり、こちらもコンサルティングサービスの内容や目的などによって変動します。

SEO施策の策定と検索キーワードの選定

ヒアリングと自社・競合の調査・分析で得た内容をもとに、課題解決につながる全体的なSEO施策を立案し、依頼先の担当者と確認します。

SEO施策の立案には、改善すべきページの洗い出しや新規で制作すべきSEOコンテンツの企画、HTMLタグの修正、コンテンツのリライト案の立案など、さまざまな点が該当します。

また自社サイトやページの検索順位や競合のコンテンツの状況に合わせて、SEO対策する検索キーワードをピックアップし、優先して対策する検索キーワードを決定します。

どういった検索キーワードを優先すべきかはサイトの現状や予算感などによって変動するため、SEOコンサルタントが過去の事例や経験などを踏まえ提案してくれます。

この段階で策定したSEO施策や選定した検索キーワードに食い違いがある場合などは、内容を修正します。

SEO施策実行とSEOコンテンツの制作

依頼先の企業の担当者と確認が済み、SEO対策を進める検索キーワードを選定できたら、SEO施策を実行します。

また新規に必要なSEOコンテンツがある場合は、SEOコンサルタントが提案したSEO施策の最終確認を行い、WebサイトやページにSEO施策を実装をします。

SEOコンテンツはとにかく量を増やせばよいというものではなく、質の高いユーザーファーストなSEOコンテンツに仕上げることが重要です。時間をかけながら、じっくりと質の高いSEOコンテンツを作成する必要があります。

なお株式会社Curiverでは、SEOコンテンツ作成サービスも提供しておりますので、SEOコンテンツの作成にお悩みの方や外注を検討している場合は、ぜひ弊社にご相談ください。

サービスの詳細は以下のページをご覧ください。

施策や制作による成果のレポーティング

SEO施策は実行したら終わりではなく、分析ツールを活用してレポーティングし、SEO施策の成果を分析する必要があります。

またレポーティングでは、次の点を確認するケースが一般的です。

主なレポーティング事項

  • 各キーワードにおけるWebサイトやページのアクセス数
  • 既存のコンテンツや掲載したコンテンツの検索順位
  • インプレッション数やクリック数
  • 競合サイトとの比較 など

SEOコンサルティング内容によっては、SEOコンサルタントが状況を確認するのみで、担当者に提出するレポーティングを行わず、SEO施策の実行やSEOコンテンツの制作に注力する場合もあります。

特に既存の業務が多忙な会社の担当者にとっては、中間的なレポーティングや確認が不要なケースもあるため、レポーティングの内容も大きく変わります。

分析データを基に以降のSEO施策を実行

レポーティングの内容を元に、より精度の高いSEO対策を実現するため、課題を見つけ解決案を実行するという流れを繰り返していきます。

課題が多い箇所の訂正を中心に、再度分析と調査をして見込み客獲得の確度を高め、アクセスアップやお問合せアップなど実利につなげていきます。

またSEO対策は一度済ませれば完了というものではなく、継続的に施策を繰り返してくことが重要です。

というのも時間が経過するごとに検索エンジンのアップデートやユーザーニーズの変化などが生じ、SEO施策もアップデートさせていく必要があるためです。

実際にSEO対策によって、成果を出しているWebサイトは、SEOコンサルタントと二人三脚で分析データを基に以降のSEO施策を何度も、最適化に向けて繰り返し改善しています。

SEOコンサル会社の選び方

SEOコンサル会社 選び方

一括りにSEOコンサルティング会社と言っても、数多くの企業があるため、失敗せずにSEOコンサル会社を選ぶためには、あらかじめ依頼内容の確認や選び方を把握しておきましょう。

SEOコンサル会社の選び方のポイント

  • 依頼したいSEO業務とサービス内容を確認しておく
  • SEOコンサルタントの知識やスキルを確認する
  • SEO対策やコンサルティングの特性を理解する
  • わかりやすい言葉を使ってくれるか確認する

以下で、それぞれ選び方のポイントについて解説します。

依頼したいSEO業務とサービス内容を確認しておく

一般的にSEO関連のサービスには、次のような種類があります。

  1. SEOコンサルティングサービス:分析・設計・レポートのみ実施
  2. SEO対策サービス:分析・設計・施策実施・コンテンツ制作・レポート等、SEO対策を一貫して実施
  3. SEO記事制作サービス:SEO対策に必要な記事制作のみを実施

上記のようにSEOコンサルティングは多くの場合、施策や制作は含まれていないため、施策や制作は自社で対応するケースが一般的です。

弊社にお寄せいただくご相談でも「他のSEOコンサル会社に依頼したが、自社で施策・制作ができないので、施策・制作まで一貫して行える会社を探している」といったケースがあります。

そのためあらかじめ「コンサルだけで良いのか?」「施策・制作まで行えた方が良いのか?」等の依頼内容を自社で確認しておくことが重要です。

株式会社Curiverでは、コンサルティングから施策・制作代行まで、ご依頼ニーズに応じた3種類のSEO関連サービスをご用意しています。

SEOコンサルタントの知識やスキルを確認する

SEOコンサルティング会社単位としての実績はもちろんですが、SEOコンサルタントの知識やスキルについても確認しましょう。

SEOコンサルティングを提供する会社としては実績があったとしても、SEOコンサルタントが実際に手を動かして、SEO施策やSEO記事等の制作をしたことがあるかは別です。

またコンサルタントの経験の有無によっては、現場感がわからず専門用語ばかりの提案書や指示書が送られてくるケースもあります。

そのため会社としての実績は豊富でもSEOコンサルタント自体に知識やスキルがなく、マニュアル化されたSEO関連の分析や効果計測レポートの作成しか行ってもらえないケースも珍しくありません。

もちろん分析や効果計測レポートだけもらえれば良い場合は、そうしたSEOコンサル会社・コンサルタントでも問題ありませんが、どこまで行って欲しいのか、それに必要な知識やスキルが十分かを確認することが重要です。

SEO対策やSEOコンサルティングの特性を理解する

どれだけ優秀なSEOコンサルティング会社やSEOコンサルタントでも、基本的には成果を保証できない点を留意しておく必要があります。

SEO対策やSEOコンサルティングは、有用なマーケティング施策であることに間違いありませんが、必ず成果が出るわけではありません。

実際にどれだけ入念な調査・分析を進めたとしても、サイトやコンテンツを判断するのは検索エンジンとユーザーであり、検索エンジンは日々アップデートを繰り返しており、またユーザーは十人十色です。

どのようなビジネスでも必ず儲かる、どのようなマーケティング施策でも必ず購入してもらえるといったものはなく、SEOでも少なからずリスクとなる変数があります。

そのためあくまでもSEOコンサルティングサービスを活用することで、精度の高いSEO対策を進められるようになるだけであり、成果が保証されているわけではないことを理解しておきましょう。

わかりやすい言葉を使ってくれるか確認する

SEOコンサルタントが、わかりやすい言葉でコミュニケーションをとってくれるかも重要な点です。

特にSEO対策は専門的な用語が多く、日常的に情報もアップデートされるため、初めてSEO対策を行う場合は不明な点も多いでしょう。

この際、専門用語を多用するSEOコンサルタントでは内容がわかりにくく、適切なSEO施策やコンテンツ制作の提案に繋がらない可能性があります。

すでに自社でSEO対策を実践していて知識やスキルがある状態で依頼する場合を除いて、例え話や置き換えでわかりやすい言葉でコミュニケーションをとってくれるかを確認しましょう。

会社選びのポイントを基にSEOコンサルを活用

専任のSEOコンサルタントがサポートしてくれるSEOコンサルティングを依頼することでSEO施策の確率を高められ、施策や制作をスムーズに実践できます。

株式会社Curiverは、Webサイトの現状分析から課題の抽出、競合調査、キーワード分析・選定、SEO施策の提案はもちろん、SEO施策の実行やコンテンツの制作まで一貫してご対応可能です。

SEOコンサルティングやSEOコンサルタントの外注をご検討の場合は、お気軽にご相談ください。

Q&A

  • 検索エンジン経由で商品・サービスの認知獲得を期待できる
  • 検索キーワード単位で関心・購買意欲の高い見込み客を集客できる
  • スムーズにSEO関連の施策やコンテンツ制作を進められる
  • SEO人材の新規採用・育成に比べコストカットできる
  1. 問い合わせ・ヒアリング
  2. 自社サイトの調査・分析
  3. 競合サイトの調査・分析
  4. SEO施策の策定と検索キーワードの選定
  5. SEO施策の実行とSEOコンテンツの制作
  6. 施策や制作による成果のレポーティング
  7. 分析データを基に以降のSEO施策を実行
  • 依頼したいSEO業務とサービス内容を確認しておく
  • SEOコンサルタントの知識やスキルを確認する
  • SEO対策やコンサルティングの特性を理解する
  • わかりやすい言葉を使ってくれるか確認する
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ライター
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株式会社Curiver

栃木県のデジタルマーケティング会社です。Web戦略の設計段階からクリエイティブの企画・制作、マーケティング施策の実行・改善まで、零細・中小企業におけるWeb関連業務を一貫して代行します。

監修者
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柄木田 裕哉

株式会社Curiver代表取締役。1996年、栃木県さくら市出身。新卒で独立し、Webサイト・記事制作、SEO対策、Webマーケティングの受託とWebメディア運営を開始。現在は主にマーケティングプロジェクトの統括や制作のディレクションを担当しています。